今朝の朝日の「五線譜」
2010年 04月 27日
朝日新聞の社会面、4こまマンガのページに「五線譜」という囲み記事があります。
今日は富山県の教会でオルガンを弾く松原葉子さん(36歳)がとりあげられていました。
彼女は全身の筋肉が衰えていく病気です。
以下、「五線譜」の抜粋です。
15歳の時、この教会でオルガンを弾き始めた。両手両足で息吹を吹き込むこの楽器の魅力にひきこまれ、教会音楽を学べる横浜のフェリス女学院大学に進んだ。
病気は進む。
大学の先生に「いつまで弾けるか分かりません」と打ち明けた。
思ってもみない答えが返ってきた。「それは神様に任せて、私たちは与えられたことをしましょうよ。」
卒業後、故郷でオルガン教室を開いた。
3年前の冬。病を抱えた知り合いの女性から電話を受けた。「今から聞きに行っても良いですか」。冷え切った教会に現れた彼女は、奏でられる調べに笑顔を見せてくれた。4ヵ月後、彼女は亡くなった。
病気は治せないけど、誰かの心を慰めることはできるかもしれない。
今は車いすでの生活を送っている。でも、まだ弾ける。祈る人々のために弾こう。神様に「オルガンは、もういいよ」と言われる日まで。
松原さんの神様が与えるものに大しては受身であるけれども、与えられたものを積極的に使って人と神様の役に立とうとする姿勢に、目を開かれ、胸が熱くなりました。
今日は富山県の教会でオルガンを弾く松原葉子さん(36歳)がとりあげられていました。
彼女は全身の筋肉が衰えていく病気です。
以下、「五線譜」の抜粋です。
15歳の時、この教会でオルガンを弾き始めた。両手両足で息吹を吹き込むこの楽器の魅力にひきこまれ、教会音楽を学べる横浜のフェリス女学院大学に進んだ。
病気は進む。
大学の先生に「いつまで弾けるか分かりません」と打ち明けた。
思ってもみない答えが返ってきた。「それは神様に任せて、私たちは与えられたことをしましょうよ。」
卒業後、故郷でオルガン教室を開いた。
3年前の冬。病を抱えた知り合いの女性から電話を受けた。「今から聞きに行っても良いですか」。冷え切った教会に現れた彼女は、奏でられる調べに笑顔を見せてくれた。4ヵ月後、彼女は亡くなった。
病気は治せないけど、誰かの心を慰めることはできるかもしれない。
今は車いすでの生活を送っている。でも、まだ弾ける。祈る人々のために弾こう。神様に「オルガンは、もういいよ」と言われる日まで。
松原さんの神様が与えるものに大しては受身であるけれども、与えられたものを積極的に使って人と神様の役に立とうとする姿勢に、目を開かれ、胸が熱くなりました。
by martha2nd
| 2010-04-27 23:25
| ニュース・社会