遺言

そろそろいい加減に海外向けクリスマスカードを出さないと!と思い、昨日朝、手紙類を整理していて、「どこかに大切にとってあるはず」ということはわかっていたけど、どこにしまったかわからなくなっていた手紙を発見しました。大切なものなのに、「かたづけよう」と思っていた段ボールの中にあった^^;

この手紙は、昨年10月にアメリカのホストマザーが私に送ってきた4ページに及ぶ手紙です。
めずらしく、というか、初めて、彼女の人生の細かい歴史に触れられていました。口頭では聞いたことがある内容もあったけど、文字になっているのは初めてでした。
子供のころ母親に捨てられた話、9か月で死産した話、長男がゲイだと分かったときのショック、次男が反抗して家を出ていき、いまだに消息がわからない話、1987年に4か月で流産した話。
1990年、交換留学生の私を受け入れ、私の存在がどんなに慰めであったか、という話。私は自意識が強く自分勝手で、日本にいる自分の親にも感謝することもせず、実際このホストマザーやホストファーザーにも不満を感じたりしていたのです。ほかの留学生はもっとリッチな家にお世話になっているのに、私のホストファミリーはあまり裕福でもなく、しかもキリストの話ばかりしてうんざり!と思っていたのです。でもその後何度も、私はホストマザーに「あなたの存在は私にとって慰めだった」と言われました。もったいないことです。

こんなことを手紙に書いてくるなんて、ホストマザーは何かを感じていたんでしょうか。
それから5か月後の今年3月、癌がわかり、さらに3か月後の6月には天に帰って行ったのです。

たくさんの悲しみを経験した女性でした。でもすごくイエス様と近かった。薄暗い居間のロッキングチェアに座って何時間も祈っている女性でした。まるでイエス様がそこにいて直接会話しているようでした。当時は気持ち悪くも見えたけど、今思えば、それだけ神様に近づけられていた彼女がうらやましいです。

昨年10月に一度読んだだけの手紙、そのうちじっくり読みなおそうと思っていたんです。だってヘビーな内容がたくさんたくさん書いてあるんですから。それに彼女の筆跡は読みづらいのです^^;
読み返してちゃんと返事しようと思っていたのに、その前に彼女は天国に行ってしまいました。後悔しています。でも天国で再会したとき、たくさんお話したいです。

この手紙、彼女からの遺言になってしまいました。宝物箱に入れて大切にしたいと思います。
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Commented at 2010-12-07 21:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by martha2nd at 2010-12-09 00:59
☆ピッピさんへ
Eliの頭、心配してくださってありがとうございます。子供の頭ってけっこう丈夫にできてるものですね。
by martha2nd | 2010-12-06 14:10 | 神・キリスト・聖書・十字架 | Comments(2)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd