癒しと死について考えたこと

ここのところ、私の身の回りで癌を患っている人が何人かいます。
再発の可能性は皆無ではないとしても、すっかり治ったように見えるだけでなく、癌になる前よりパワフルに見える人、抗がん剤を使わないと決めて、漢方と食事療法だけで戦っているものの、経過良好の人、発見が遅れ、手術もできないが、残された抗がん剤という手段で可能性にかけている人。

私の母などは、最後の人と同じようなケースでした。

非常に発見が早く、簡単な治療でキャンサーフリーになる人。

厳しいケースの癌でも奇跡的に癒される人がいます。もし癒されなかったら1年とか2年の命だったかもしれない人が、それから何年も元気に生きることを許される人。

そして母のように、発見が非常に難しいところに癌ができて、手術もできないけど、抗がん剤でかかんに戦って、それでもそんなに効果があらわれず、終末期となり死を迎える人。

奇跡的な癒しを経験した人は勝利者で、癒されることがなかった母は敗者なのか?余命が延ばされた人はこの世に必要な人で、速やかに命を取られてしまった人はこの世にもう必要ない人だったのか?

正解はNOですよね。

奇跡的な癒しを受けた人も、一度は病気が治ったとしても、いつか老いがやってきて、たとえ大きな病気にならなくても、老衰して死を迎えるでしょう。

可能性に満ちた子供でも不治の病で亡くなる場合があります。有能な青年、壮年が、惜しまれつつこの世を去ることがあります。本人たちも無念でしょう。でも神様から見たら、本人の無念さ=敗北、ではないと思います。

私がEliを妊娠中、Eliは生まれても生きられないし、生まれる前におなかのなかで死んでしまうかもしれない、と医者に宣告されていたとき、私を見舞ってくれた宣教師が言いました。

たった1日の命も、100年の命も、神様の目には同じ価値だと。

それを聞いて、聖書に、「神の目には1日は千年のよう、千年は1日のよう」とあるのを思い出しました。

たとえ、おなかの中の子どもが、たった数か月私のおなかのなかで生きただけの命だったとしても、この子の人生を神様は貴んでおられるのだと知り、ほっとしたのを覚えています。

私たちの本当の勝利は、この世でたかだか100年くらいの人生を終えたあとに永久的に続く時間、どこに行き、どこで過ごすのかにかかっているのではないでしょうか。

聖書には天国と地獄があると書かれています。天国に行くための条件も。

今私の周りにいる癌の親戚、友人、知人。それぞれに病気の経過も、寿命も、違うのでしょうが、3人とも同等に最後には天国に入り、本当の勝利を得るでしょう。私の母がそうであったように。

このところ、育児で多忙で頭が回ってないなりに、紋々と考えて、病気の癒しは一時的なものですが、死は不可避で、死後の世界は永遠だということを再確認したのでした。私にも必ずくるその日。慌てず、騒がず、迎えられるようにしたいです。
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Commented by maki_sakura1217 at 2011-08-31 22:56
marthaさん、私は以前まで亡くなった人が行く天国はどこにあるんだろうと思ったりしてましたが、最近は生きている人の心の中にあるような気がしています。無宗教なのでおかしなこと書いてごめんなさい。うまくいえないのですが、人は亡くなっても、私の心の中でずーっと生き続けてくれていて、今生きている人より鮮明で、私は大切な友人をガンでなくしましたが、いつも私の中で友人を感じています。marthaさんのお母様もいつもそばで守ってくださっていますよね・・・
Commented by martha2nd at 2011-08-31 23:11
☆makiさんへ
私は母がそばで見守っているという感覚はないんですよね。けっこうキリスト教ってそこらへんあっさりしているのかも。死んだら天国に行って、イエスさまと共にいると信じています。こちらこそ、無宗教とかほかの宗教の人には変に響くかもしれませんが(笑) もちろん母の思い出は私の心に私が生きている限りはありますけど。
Commented by ぷち子 at 2011-09-05 00:29 x
marthaさん、こんばんは☆
すっかりご無沙汰してしまっていたのに、出産時にはお祝いコメントをありがとうございました!
Eliくん、その後もすくすくと成長なさっている様子でなによりです。

こちらはすぐにmarthaさんを追いかけて妊娠できるかな~なんて気楽に考えていたら、なかなか子宝に恵まれず…結婚8年目でやっとの妊娠・出産となりましたが、おかげさまで現在は楽しい(そして辛い?!)育児ライフを満喫中です♪

そして、こちらの記事…
marthaさんのお母さまのこと、そして私の義父のことを思い出し、懐かしい気持ちになりました。
この世から去る命、そして、生を受ける命…
生と死って、近いような遠いような?なんだか不思議ですね。

それでは、また遊びにきますね!
Commented by martha2nd at 2011-09-05 22:55
☆ぷち子さんへ
お忙しいのに、こちらまで来てくださってありがとうございます。育児、楽しんで頑張ってくださいね。ぷち子さんなら問題ないと思いますけど♪ ユイチさんもよいパパになりそうですね。
生と死、ほんと隣り合わせですよね。出産だってある意味命がけの仕事だし。
ジュンくんの成長、ときどき拝見しにうかがいます!
by martha2nd | 2011-08-31 00:51 | 神・キリスト・聖書・十字架 | Comments(4)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd