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「あさが来た」完

朝ドラを見る習慣がなかったのですが、
玉木宏さんがヒロインの相手役となれば見なければ!
ということで、今回初めて第一話から最終回まで、欠かさず見ました。
そういうわけで過去の作品と比較はできないのですが、
ひいき目なしに素晴らしいストーリー、俳優たちの演技、
社会に対するメッセージ性を持ち合わせた作品だったと思います。

キラキラした少女時代、恋愛、結婚、祖父母との死別、
育児、父母の老いと死別、子どもの反抗期、子どもの結婚、
伴侶との死別。

人生の出会いと別れの数々。
自分のことのように感じながら見ていました。
切ない中にも、希望を忘れてはならないことも思わされました。

今日、主人公あさの姉のはつが、「まだやることがあるから生かされているのだ、精一杯生きよう」
というような意味のことをあさに言いました。

あさは、女性の勉強会で

「戦争は銃や大砲で人を傷つけて、新聞や世論は人を悪ういうたり勝手な批評して人の心傷つけるばかり。みんなが幸せになるための武器は、銃でも大砲でも悪口でもあらしまへん。(頭と胸を指し)ココとココだす」

「そうだす。人の気持ちをおもんばかることの出来る優秀な頭脳と、柔らかい心、それさえあったらそれで充分なんだす」

と言いました。

多くのことを考えさせてくれるドラマだったと思います。

それにしても玉木さん演じる新次郎、老いの演技が特に秀逸でしたね。
玉木さんのファンでよかったと思いましたよ。
それにファンじゃなかったら、この作品も見ることはなかっただろうし。

来週から寂しいなあ。
by martha2nd | 2016-04-02 18:27 | 暮らし

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


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