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残念ながら本能なのだろう

一昨日教会で何があったか、昨日書いたけど、やっぱりまだそのことが頭のどこかにある。
教会の役員でもある夫に意見してみた。昨晩のことだ。
私は女性だし「口うるさいおばさん」カテゴリーにもしかしたらもう片足どころか両足つっこんでるかもしれないので、理路整然とした意見というよりも感情的、直感的な意見しかいえないのが悔しいし、そのせいであまり夫と議論にならないのかもしれないけど、とにかくいつもこういう話をすると、夫との間に埋めがたい溝を感じる。

夫はまず私の夫として私が何を感じているかを理解しようとするよりも、「役員」として自分や役員会や牧師を弁護することに終始する。そして頭のどこかに「女は、とくにおばさんは、話にならない」と思っているのがわかる。私が50代のおばさんたちと仲がいいから、悪い影響を受けていると思っているかもしれない。

でも女の直感は馬鹿にしないほうがいいと思う。
脳学者の茂木健一郎だって、直感はとても大事だって、何度も言ってるし。
そして男は自分の理論を組み立てるときにも、もうすこし自分の直感の鈍さを加味してみたらどうかと思う。たとえば、お世辞をお世辞って気づかない男性はけっこう多いように思いますが。

先日否決となった議案も、議案文が突っ込みようの無いほど練られていて、それが逆に気持ち悪いと直感して賛成しなかった人がいるのも事実なのに、私と同居している教会役員は「ああ言えばこう言う」とそういう人を見下している様子。でも「ああ言われればこう言おう」と様々な反対意見を考慮して練りに練った議案文を用意してきた牧師と役員会は何なのさ。それに私と話していても、夫だって十分に「ああ言えばこう言う」状態だ。

とにかく結果、役員会が通過させたかった議案は否決されたのだから、なぜこういう結果になったのか真摯に反省したほうがいいんじゃないかと思う。

今回の議案で、夫を含めて役員会(牧師含む)の態度をみていると、無理やり法案を通過させようとする与党みたいだった。幸い教会では無理やり通らなかったけど。

まあでも、自分の立場を守ろうとするのは、結局人間の本能なのだろうと思う。ほとんどの人が、置かれた立場で責任を果たすことで自分を守ろうとするので、「え?この人が?」と思う人が重要ポストについたとしても、けっこう頑張っちゃって、役割を果たしているのを、会社なんかでもよく目にする。人間は個人ではいい加減で怠け者だったりするけど、集団の中では責任を果たすことで自分を守ろうとするので、意外にも社会というのは回っているのではないかと思う。だから、「私が今辞めたら会社のみんなが困るのではないか」と思って辞められない人が多いけれど、その人が辞めたってけっこう会社は回るものなので、辞めたかったら辞めればいいと思う。

話がそれたかもしれないけど、夫が自己保身に回るのもそう考えれば仕方ないことなので、夫が役員から解放される来年の3月末まで、あたたかく見守る余裕はないにしても、がまんしてあげないといけないのかもしれない。





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by martha2nd | 2008-05-27 10:35

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd