納戸で天国を思う。

納戸のゲストルーム化は半分進みました。
面積の半分ほどの荷物を片付けたという意味です。
残りは明日、明後日と、おいおいがんばります。
母が闘病中の手書きのメモなど、ダンボールに詰め込んで
東京に送っていたのに、ほとんど手をつけずに
納戸におきっぱなしになっていました。
母の直筆など読むと、泣いてしまうと思って、
そのうちに片付けるつもりでしたが、
今日はいい機会でした。読まなきゃいいのに
パラパラとですが読んでしまい、やっぱり泣いてしまいました。

ほとんどが、母の思いを綴ったものではなく、
ただただ聖書の詩篇を書き写したものなのですが、
聖書を読んでいても泣かないのに、
母の直筆で詩篇が書いてあると、泣けてきました。
母がどんなに神様に、イエス様に信頼していたかが
よくわかりました。
私たちは皆で「癒し」を祈ったし、
母も一番の願いは癒されて、自分より歳をとっている
祖母たちや父の最後を看取ってから、
心置きなく死にたいということでした。
聖書にたくさんある「癒し」の奇跡の話を信じ、
神様に信頼して祈っても祈っても、
どんどん体が弱っていくのを感じて、
母がどんな思いだっただろうと想像すると、涙が出ました。

でも聖書で癒された人たちも、死んで生き返った人たちも、
もう一度永遠にこの世と別れる日が来たのです。
今この世で、不治の病から奇跡的に助かった人も、
いつか必ず死ななければならないのです。
母ももし奇跡的に膵臓癌が癒されたとしても、
何か別の病気や老衰で、いつかは死ななければならなかったのです。
そう考えると、早くから天国に引っ越せたことは、
全然悪いことではなかったでしょう。
体や心の痛みや、将来への不安や、
あらゆるわずらいごと、人間だれしもある罪の呵責や、
ねたみや、怒りといった、心を病ませるような感情から、
すっかり解放された状態で、永遠にすごせる国にいるのですから。
残された私たちが寂しさや悲しさやに耐えなければならず、
父の場合は家事労働が増えたり、私の場合は離れている父や祖母を
心配したり、実母の手伝いなく出産に臨まなければならなかったり、
祖母も新たに伯母との嫁姑関係に慣れていかなければいけないとか、
それぞれちょっと生活が大変になっているかもしれないけど、
それは今まで母に任せきりにしていたり、頼っていたり、
感謝を十分に表現できなかったことを埋め合わせるようにという
私たちへの神様からの課題なんだと思います。
それだけ母は、地上で十分に働いたので、
もっといいところに連れて行ってもらえたのだと思います。

母が死んだばかりのころは、「さあ、大変なことになったぞ」と思ったのですが、
しばらくすると、この課題は私たちへの負荷ではなく、
神様の目から見ると、私たちへの恵みなのだと思うようになりました。
どの家もそうだと思うけど、やはり子供(特に娘)と母親はとても近い関係で、
父親はちょっと疎外されているようなところが我が家にもあったけど、
今は母がいたときより、父と近い関係を築いています。
祖母も、母との関係が深かったのですが、
母がいなくなったので、祖母と伯父が必然的に同じ屋根の下で
暮らすことになり、慣れるまでは難しいかもしれないけど、
祖母にも伯父にも、大切な時間だと思います。

母の病死を通して、神様が与えてくださった宿題を、
恵みととらえて、楽しんで、喜んで、こなしていきたいと思います。
そしていつか私も、地上での宿題をやりおえたとき、
母のように天国に招かれるのですね。


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Commented by マシュウ at 2008-06-03 11:14 x
私も父が亡くなったことによる恵を考えてみようかと思いました。
父がいなくなってからの家族のトラブルがあまりにも多くてたまにお父さんが生きて入ればなあ。。。と思う事があるのです。
でも神様のときは全て時にかなって美しいのですものね。
恵を数えてみたいと思います。
Commented by martha2nd at 2008-06-03 21:21
☆マシュウさんへ☆
私の書いたことが、マシュウさんへの励ましになったなら嬉しいです。私たちが気づかないところで、恵みって起こっているのですよね。気づかないともったいないですよね。マシュウさんが恵みをたくさん数えることができますように。私ももっと数えてみたいと思います。
by martha2nd | 2008-06-02 19:12 | 神・キリスト・聖書・十字架 | Comments(2)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd