なぜ私だけが
2008年 07月 30日
昨日チャプレンが来た後、教会の婦人方が二人、ばらばらにいらっしゃいました。でもあまり時間もずれず、三人での楽しいおしゃべりのひとときとなりました。先に来た方は、15年前にご主人を癌で亡くし、今70歳ですが、全く歳を感じさせず、他人のためにだけ時間を割いているような活動的な方です。ご主人の死後に運転免許を取って、多くの人の送り迎えや、小規模な引っ越しなどに、ご自身の車を用いています。その方が昨日差し入れてくださった本に「なぜ私だけが苦しむのか」というタイトルのものがあり、「これ、とても良かったわよ」とおっしゃいました。私は思わず、「え、○○さんでも苦しむことがあるんですか?いつも何事にも動じず、元気に動き回っていらっしゃるのに」と言うと、「そんなの表向きよ。」とさらっとおっしゃいました。そうかあ、苦しんでないように見える人も、苦しんでいるんだなあ、とその方の奥深さに感心しました。
by martha2nd
| 2008-07-30 11:03