雨ニモマケズのモデルとヘップバーン

一つ前の記事で、雨ニモマケズについて短く触れてから、私は日本におけるプロテスタント伝道150年に関する講演を聞きに行きました。なんとタイムリーにも、その講演の講師は、雨ニモマケズに言及したのです。彼は少年のとき、雨ニモマケズの詩に大変感動して、こんなことを実践できるには何か信仰心がなければ無理だなあと思ったのだそうです。後に彼はキリスト教に出会い、今は神学校の学長をしているのですが、後々に調べたところ、雨ニモマケズのモデルは内村鑑三の弟子であったクリスチャンの斉藤宗次郎だと言われているそうです。

その雨ニモマケズの全文とは

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク
決シテ怒ラズ
イツモシヅカニワラッテイル

一日二玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ陰ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニ疲レタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニそウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイイトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サフイウフモノニ
ワタシハナリタイ
雨ニモマケズ
風ニモマケズ


~~~~~~~~~
話がだいぶまた変わりますが、その講演会で初めて知ったこと。
横浜で宣教をしていた、ヘボン式ローマ字の開発者でもあるヘボンさんのお名前を英語で発音するとヘップバーンさんだったということ。ヘボンって変な名前と思っていましたが、日本人がヘップバーンの英語発音をうまく聞き取れずにヘボンと呼んでいたのですね。ヘップバーン先生は、ヘボンさんと呼ばれることを容認されていたということです。キャサリン・ヘップバーンとは血縁がある方なのだそうです。

クリスチャンのくせに、日本でのキリスト教の歴史とか、そのために尽力された宣教師の方々について無知なことを恥ずかしく思います。
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Commented by ayano at 2009-10-25 15:38 x
そうだったんですね。
私も雨ニモマケズの詩にところどころで助けられています。
心の原点になっています。

ヘボンさんって、ヘップバーンだったんですね。
ヘボンって日本語的にいうとちょっとださい感じがしますが、
フランス語的な発音の仕方をすると
おしゃれに聞こえますね。
昨日、私は用があって仙台に行きました。
途中で福島を通過して
marthaさんが書かれた旅行の記事をおもいだしていました。
新幹線からみると山の中腹のあたりに学校らしきものが
見えました。
とってもいいところですね。
またゆっくり行きたいです。
Commented by martha2nd at 2009-10-25 20:38
☆ayanoさんへ
ayanoさんにとっても心の原点なのですか。
私は全文を知ったのは最近で、本当に恥ずかしいです。
死にそうな人に「怖がらなくても良い」と言うところを聞いて、キリスト教と直結しました。
福島を通られたのですね。福島は都会的な刺激はないですが、人が優しいと思います。自然が多く、時間がゆっくり流れているからでしょうね。
by martha2nd | 2009-10-24 22:09 | 神・キリスト・聖書・十字架 | Comments(2)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd