2011年 01月 26日 ( 2 )

祖母に

私の祖母は軽い認知症で老人ホームに入っていて、
そこでは携帯電話も持てないし、自由に出歩けないし、
個室じゃないだろうし、
祖母が少しボケちゃってることもあるかもしれないけど、
手紙を出しても返事がないし、
祖母とはもう死に別れたような、
そんな寂しい気持ちさえする今日この頃です。
でも本当は死別ではなく、祖母はまだ生きているので、
手元に届くことを期待して、
最近話題の99歳の詩人柴田トヨさんの詩集を買ってみました。
私も読みたかったので、読んだら祖母に送ろうと、
昨日から読み始めました。
最初電車で読んでいて、ウルッと来たのであわてて本を閉じてバッグにしまいました。

それは「さびしくなったら」という詩です。

さびしくなったとき
戸の隙間から
入る陽射しを
手にすくって
何度も顔に
あててみるの
そのぬくもりは
母のぬくもり

おっかさん
がんばるからね
呟きながら
私は立ち上がる


引用終わり。

100歳を前にした柴田さんが、
自分のおかあさんのことを懐かしみ、
元気を得ているところに感動しました。
母親のぬくもりってずっと年をとってからも
その人の中で生きるのですね。
私が瀕死の母と最後に言葉を交わして約束したのが
母「がんばってね」
私「うん、がんばるよ」
だったので、特に柴田さんが「おっかさんがんばるからね」
と詩につづっていらっしゃる所に
私と母の約束を思い出し、
「がんばろう」と私も思ったのでした。

柴田さんは私の祖母より10歳ばかり上ですが、
結婚が遅かったので子育ての時期は同じころで、
戦時中に乳飲み子を育てた経験、
そして、仲居などをして生計を立てていた経験も、
祖母と同じですし、柴田さんのことばが
祖母の心に少しでも届くならと願っています。
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by martha2nd | 2011-01-26 14:23 | 実家関連(熊本、福島) | Comments(2)

ヤクザ

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腹巻きに財布入れたヤクザ風(笑)
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by martha2nd | 2011-01-26 08:28 | Comments(0)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd