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男女平等について

今日、私が住んでいる地方自治体で男女平等フォーラムなるものが開催されるということで、
保育付でもあり、前々から息子を保育に預ける申し込みをし、夫婦で出かけてきたのです。

私は女性にしかできないことがあるし、男性にしかできないこともあるし、単に性別をすっかり無視して、男も女もなく仕事も家事も育児もそれぞれがまったく半々にすべきだ、という男女平等感は持っていません。しかし、かねてから夫と私の間に不平等感を感じ、これはいったい何だろう、と思っていました。

何か、この男女平等フォーラムで、自分がしっくりくる男女平等の形を見出したいなと期待していました。

以前は、女性は家にいて家事育児を専業主婦として担当し、家を任せている分、男性は外で妻と子供ために賃金を得てくる、というのが、理想と思っていました。しかし、例えば頭脳や手先の器用さなどを秘めた女性もたくさんいて、そういう人を専業主婦にしておくのは社会のためにどうか、とも思うようになりました。また、現実問題として、自分で身を立てなければならない独身の女性もいますし、夫婦であっても少しでもよい暮らしのためには共働きをしたい、家のローンや子供の教育のために共働きをせざるを得ない、というカップルもあるでしょう。

我が家はそうですね、夫の収入でなんとかなりそうだけれども、それだけでは急な出費などのときにちょっと不安だし、私自身、独身生活も長かったので、なんとなく自分の服とか趣味とか交際費とか、そういうものを夫に出してもらうのは申し訳ない気もしてしまいます。また、子供が与えられたわけですが、どうも思ったほど私は子煩悩ではなく、あまり長く子供といると、自分の時間がほしくてイライラしてくるので、子供と適切な距離を置くためにも、仕事をすることで保育園に子供を預けられ、8時間近くは子供と離れていられるので、この生活スタイルを続けています。

しかしやはり不平等感はあるんですよね。夫はその日の仕事のかたがつくまで仕事をしてから家に帰ってくる。最近は少し早くなりましたが、以前などは深夜帰りのころもありました。一方私は、どんなにその日のうちにここまでは終わらせたいと思っていても、保育園のお迎え時間がくれば、仕事を中断してお迎えに行かなければならない。メインの稼ぎ手である夫の社会的な立場を崩すわけにはいかないけど、夫にとってもかけがえのない存在である子供の保育園の送り迎えに家庭での育児に、育児を除く家事全般、完璧にはやっていませんが、なぜほぼ100%私がしなければならない??

そういう風に考えてしまう、心の狭い私なんですが、この男女平等フォーラムで何か少しでもすっきりできればなあと思って、参加しました。そして、なんと、「そうだよ、それが聞きたかった!」という話が聞けました。

ということで、続きは次の記事で。
by martha2nd | 2014-06-08 21:46 | ニュース・社会

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd