あさが来た
2015年 10月 22日
ヒロインの相手役が玉木宏さんだという不純な理由で見始めた「あさが来た」ですが、
調べてみると、あさのモデルである広岡浅子さんは、のちにクリスチャンとなり、
ご自身の信仰やキリスト教への思いを一冊の本にされていたようです。
私もクリスチャンですから、読まないわけにはいきません。
それにドラマ自体、とても面白く、興味深く、魅力的でひきつけられますね。
あさという女性の魅力がとてもよく描かれているなと思います。
この本を読むと、あのドラマの中のあさがそのまんま年を取って
あのまっすぐな情熱の向く先がビジネスではなくキリストになっただけという内容です。
まだ読み始めたばかりなんですけどね。
浅子は61歳で乳がんの手術をしたのが、神を意識する一つのきっかけだったようです。
亡くなったのは70歳。その10年にも満たない信仰生活ですが、
彼女のこと、どれだけ一生懸命聖書を調べたり学んだりしたことでしょうか。
私などもうすぐ洗礼を受けて20年ばかりになりますが、
とても足元にも及びません。
そして、彼女の燃えるような情熱と、鋭い視点は、
読み進めるのをためらうほどに耳や心が痛むのです。
自分の生ぬるい信仰が恥ずかしくなってしまいます。
神様は冷たいか熱いかでありなさい、と聖書でおっしゃっています。
生ぬるいのは吐き出したくなると。
浅子さんの「熱い」信仰は、どれだけ神様を喜ばせたことでしょうか。
針のむしろを歩くような覚悟で読まなければならない本ですが、
私も少しずつ感化されていきたいと思います。
by martha2nd
| 2015-10-22 15:49
| ニュース・社会