泣いた。映画『あん』

ネット配信で、樹木希林さんの晩年(2015年)の映画、
『あん』を見ました。
久しぶりにとても感動し、涙がいっぱい流れた映画でした。
今風邪気味なので、涙で毒を出せたかもしれない(笑)

ネタバレになっちゃうからあまり書けないけど、
小豆で餡を作るのがとても上手なハンセン病のおばあさん、徳江さんを樹木希林さんが演じています。

先日、東城百合子先生という93歳の栄養学、自然療法の権威の方の講演を聞きました。
その時におっしゃっていたことと、徳江さんの言葉が重なり、つながりました。

東城先生は、「食べる」ということは、「食べたものが自分の命に変わること」
とおっしゃいました。ただ口に入れて飲み込んで排出していたのでは食べたことにならない。
テレビを見ながら食べたり、上の空で食べたりするものではない。
目の前に並んだ食物はお天道様(太陽のことではなく、命の源と言う意味)が作ったもの。
その一つ一つの作物を食べるときに自然の大きな力に感謝して食べなければ
食べたものが自分の命に変わってくれない、というようなことをおっしゃいました。

映画「あん」の中で徳江さんが言います。
「餡を炊いてるときの私は、いつも小豆のことばに耳を傾けていました。
それは小豆が見てきた雨の日や晴れの日を想像することです。
どんな風に吹かれて小豆がここまでやってきたのか、
旅の話を聞いてあげること。」

物語終盤での徳江さんのことばも胸に刺さります。
「私たちはこの世を観るために、聴くために生まれてきた。
だとすれば、何かに成れなくても、私たちは
私たちには、生きる意味があるのよ」



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by martha2nd | 2018-11-20 15:30 | 映画・テレビ | Comments(0)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


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