老人ホームで

縁あって、10月から月に1回、特別養護老人ホームでボランティアをしています。
同じ教会に長く集ってこられた80代のご夫人が、
突然の脳出血でご主人を亡くされてからというもの、
認知症が進み、この特養に入ることになりました。
それがご縁で、教会の牧師夫妻が月に1度、讃美歌を歌ったり聖書の話を聞いたりする会を
開かせてもらうことになりました。
牧師婦人はピアノが上手なので、有名な讃美歌をピアノで弾き、
集まった皆さんで歌います。
私は歌うのが好きなので、あまり讃美歌になじみのない方もどんな歌かわかるように、
車いすに座っているみなさんの後ろから、控えめに歌っています。

今日も午前中に行ってきました。
クリスマスシーズンなので、クリスマスの曲もいくつか選んでありました。
今日は一番認知症が重い人たちのフロアでしたが、
「きよしこの夜」になると、みなさんけっこう大きな声で歌っていて、
こんなに高齢の方々の中にも、このクリスマスソングは沁み込んでいるんだなあ、と
胸が熱くなりました。

讃美歌もいいのですが、締めは毎回「ふるさと」です。
この歌は高齢の方々、認知症が進んでいても、心に沁み込んでいる歌です。
大正3年に小学校の音楽の教科書に初めて発表された歌なんだそうです。
2番の「いかにいます父母 つつがなきや友がき 雨に風につけても 思い出づるふるさと」
という歌詞に、皆さん遠く子どもの時分のことを脳裏に思い出されているんじゃないかなと思います。

私は今日このフロアのおばあちゃんにつかまって、
「鍵をかけずに来ちゃったのよ。
ぜんぶそのままで。どうしよう。
家に帰りたい」と何度も言われて、

「大丈夫ですよ。鍵をかけ忘れたような気がしても
だいたいちゃんと閉めてるものじゃないですか。
大丈夫、大丈夫」と答えてしまったんですが、
そういう応答でよかったのだろうか。。。

スタッフさんが少ないのがちょっと心配です。
祖母のいた施設のほうがスタッフ多いかも。
高齢者ケアは大変なお仕事なのに賃金が安いのでこういう人手不足を招いているんですよね。
どうにかならないものか。




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by martha2nd | 2018-12-18 15:50 | 音楽 | Comments(0)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd