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子供のときは気づかなかった

最近テレビ埼玉(東京の我が家でなぜか映る)で、「フランダースの犬」を放送しているのを偶然知って、今日も偶然見たんだけど、あの話なんであんなにかわいそうなの?ネロは主人公なのに毎回逆境に立たされる。パトラッシュもあんなに重たい牛乳を毎日街まで運んで。おじいさんはなんであそこまで貧しいのか?低所得者にも何の補償も無い時代だったのだろうけど、犬に牛乳をつんだ車を引かせて集配所まで持っていくだけが生業だったの?

子供のときはそんな細かいところまで考えずに、ネロとパトラッシュとアロアが楽しそうにしているところくらいしか見てなかったのか、毎回泣いちゃうようなことはなかったけど、この話は大人になってからのほうが見るの辛いかも。

もう10年以上前、「フランダースの犬」の映画をやっていた時期があって、なんとなく1人で見に行ったのですが、平日の昼間なのにスーツを着たサラリーマン風の男の人が何人か、それぞれ1人で来ていて、映画見てズルズル泣いてたのが印象的でした。

地上では短くて辛い人生だったけど、最後にはネロもパトラッシュも天使たちが迎えに来て天国に上っていくシーンは印象的ですよね。子供ながらにそこだけは強く覚えていました。


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by martha2nd | 2008-04-22 18:58 | 映画・テレビ

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd