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生後22日:甲状腺問題なし

今日は証君と夜に会ってきました。
夫とも病院で合流して、夕食を食べてさきほど帰ってきました。

今日の証君は暴れん坊でした。
看護師さんに横向きに寝かせてもらっていて、
頭が動き過ぎないように固定されていたにもかかわらず、
ぐいぐい動いていつのまにか身体は仰向けに、
頭は固定されていたので仰向けにはならかったけど、
それでもけっこう動いて、人工呼吸器の管が抜けるのではと
ハラハラして見ていました。

私の担当だった産科の医師が、NICUに担当した患者の子どもの様子を見に来ていました。
すでに退院した患者の子どもの様子も気にかけてくれて嬉しかったです。

昨日血液検査でみられた炎症反応は、今日はずいぶん低くなっているということで、おそらく一過性のものだったのだろうということでした。でも念のために今日も抗生剤の点滴をしています。
ほっとしました。

そしてもう一つよかったことは、証君の甲状腺ホルモンの値が正常だったということです。
早産児は甲状腺ホルモンが少ない場合が多く、治療を必要とすることが多いらしいので、その治療のための治験に参加しないかと同意書を渡されていました。その新しい治療の効果がどの程度かを見るための研究なので、参加したらもしかすると今行われている治療よりも効果が得られないかもしれないわけで、私たちはけっこう悩んだのですが、医者の友人が治験に参加すると大事にされるらしいというので、参加することに決めたのです。

ところが、調べてみると証君の甲状腺ホルモンの値は正常だったので、この治験の対象ではなくなりました!過酷な子宮内環境だったのに、すごい子だね。

私は自分が証君の母親だってことにまだ実感がわきませんが、母親って誰にとっても特別な存在で、私が証君にとってそんな特別な存在なんだと考えると、なんだかとても不思議であり光栄な感じがします。こんなに強くて頑張り屋な赤ちゃんが、そのうち私を特別な存在として認識するようになるなんて、もったいないことだなあと。

そうそう、証君の身体の回りには、おもりのようなものがいくつか置いてあります。子宮の中のように身体が包まれているような状態にしたほうが、赤ちゃんが落ち着くのだそうです。また、先ほど書いたように頭を固定する時にも使います。このおもり(小さな枕みたいなもので、中身は砂のような重量のあるものです)は、不織布のようなもので包んであるのですが、証君の頭や手の動きで、けっこう毛羽立ってきて、その繊維が指に絡まったり、目に入りそうになったりしているのが気になったし、もっと保育器の中をカラフルにしたかったので、先日このおもりのカバーを布で作ってきてもいいかと聞いたところ、今日、「確認したら、いいそうです」と、そのときの看護師さんから返事がありました。一度洗って、滅菌のためにアイロンをかけてきてくださいといわれました。わー、どんな布で作ろう。妊娠中にベビーや子ども用の布を見て回ったときは、性別もわからなかったこともあり、グリーン系の布にひかれたのですが、証君を実際見て、黄色が似合うような気がするので、黄色っぽい布を選ぼうかな^^

それから今日は、先日書いた証君の半分くらいの大きさで生まれた赤ちゃん(今は証君より大きい)のママが、私に話しかけてくれて、金曜にNICUママ友とお茶をするので、時間が合えばどうですか、って誘ってくれました。でも金曜は私、母乳外来に行かなければならず、残念だけど、「是非また次回さそってください」って言うしかありませんでした。早くNICUのママ友ができますように。

最後に、日曜に撮った証君の写真のっけますね。
夫のカメラで撮ったので、やっと今日データをもらえたのです。
日曜の証君は涙を流して泣いていて、私まで悲しくなってしまいました。
どうして涙を流していたんだろう。しゃべれないばかりか、管が入っていて声も出ないので、どの程度の泣き方をしているのかわからないのですが、涙が出るってことは何か不快な思いをしていたんだろうなあ。。。

泣きつかれて寝ている証君。涙がまだ光っています(;_;)
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by martha2nd | 2008-09-30 23:47 | 息子の誕生後

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd