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そうたろうくん

今朝だらだらテレビを見ていたら、各務宗太郎くんが9月に亡くなっていたことを知った。消化管の病気で生まれてからずっと何も食べられず、点滴だけで生きていた子が、4月に臓器移植のためにアメリカに渡って、お粥を食べられるようになった、というところまではニュースで知っていたのだけど、どんどん良くなっているとばかり思っていた。

渡米前後の様子がテレビに映っていたときには、8歳なのに1歳か2歳くらいの身体のサイズしかなくて、それでも知能はちゃんと成長していて、そこらへんお8歳の子よりもしっかりとした口調で話せる子だった。漢字の勉強が趣味みたいだった。

今朝は臓器移植(5つくらいの消化器を同時に移植)後、お粥を食べられるようになった後、合併症を発症して治療のためか、全身が岩のように浮腫んでしまった様子が映し出されていて、見るだけでショッキングだった。

数日前に日本で送る会がもようされたみたいで、9年間献身的に宗太郎君の看病をしてきたお母さんがインタビューされていたけど、とてもしっかりと話されていて安心した。




出かける前に書き始めたので、しりきれとんぼな終わり方になってしまいました。
ちょっとだけ付け足したいと思います。

このお母さんは私と同じくらいの年齢だけど、本当に強くて、離婚もされているようなのに、1人で宗太郎君を支えていました。移植のための募金活動をしたり、移植のために何ヶ月もアメリカに住んだり、わが子を思う気持ちが原動力になっていたとは思うけど、私にはできないなあって思いました。

証君がこれから成長する間に、何か大きな病気が見つかって(お腹の中にいた環境から、どこかに大きな病気があっても不思議ではないです)、こんな風に苦しい闘病を続けることになったらどうしよう、って不安になってしまいました。でも不安にかられるのではなく、ここまで守って成長させてくださった神様に期待することを選び取りたいと思います。
by martha2nd | 2008-11-06 10:24 | ニュース・社会

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


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