2018年 03月 16日 ( 1 )

生前整理

3,4年前になるでしょうか。
ここにも書いたと思いますが、私が通う教会の近くに
都内から引っ越してこられたクリスチャンの老婦人が、
教会に来られるようになりました。
私の後ろの席に座っていらっしゃることが多かったり、
歌がお上手で、私も入っていた聖歌隊に加わられたこともあって、
よく話すようになりました。
娘さんが獣医さんで、鳥が大好き、
特にインコやオウムなどのくちばしが丸い鳥が好き、とのことで、
我が家がお世話になっている動物病院の副院長(院長夫人)に似ているなと思い、
確認したら、やはりそうで、そこからはさらに仲良くさせていただいてきました。
年齢も私の父と同じで、とても親しみが湧きました。
病院にお世話になっていたうちの文鳥、ウタが死んだとき、
それまでの治療のお礼のお手紙を娘さんに渡してもらったりもしました。
お孫さんの結婚式の写真をうれしそうにスマホで見せてくれたりもしました。

そのT姉がしばらくいらっしゃっていなくて、
教会の他の姉妹が動物病院に電話をして娘さんに確認されたところ、
1月に脳梗塞で倒れられて、現在意識のない状態で入院中ということが分かりました。
そして、脳の半分が機能していないので、おそらく意識はもうもどらないだろうと。。
T姉は、ご主人亡きあと、娘さん夫婦の住むマンションの別の階に引っ越しされてきましたが、
動物病院は入院中の動物なども多いので夜勤もあったり、動物病院の近くにもう一つ家があったりで、
脳梗塞で倒れてから娘さんが発見するまで、3日ほどあっただろうとのこと。。

T姉は、乳がんの先輩でもあり、私が乳がんを告知されて、
大きな病院に移るための紹介状を持って帰っているときに、
ばったり道端でお会いしたのです。
その時に、乳がんサバイバーだと知っていたT姉に、
お祈りしてください~と頼んだのを思い出します。
「気持ちをしっかり持つことが大事よ。絶対負けないと思って頑張って」と言われました。
動物病院の副院長からは、私の身体を気遣って、
冷え取りソックスと、心のこもったお手紙をいただきました。

そんなわけで、T姉との出会いとご縁は私にとって宝の一つです。
もうお話できないのかと思うと寂しいです。
去年のクリスマスごろのお元気そうな様子を思い出すと悲しいです。

一昨日、娘さんから電話があって、
T姉はいつも私のことを気にかけていて、
体格も同じくらいだから洋服を譲りたい、とお元気なときにおっしゃっていたそうです。
「病院からはお休みを多めにもらって、母の部屋を片付けています。
もう母はこの部屋に戻ることはないだろうから」と
娘さんが涙声でおっしゃいました。
それで、趣味に合うかわからないけど、母の服を見に来ませんか?と。

T姉はとてもオシャレで、いつも素敵でした。
私が着れそうなもの、あるかな。
T姉の思い出に、譲っていただいた服を大切にしたいと思います。
来週、T姉のマンションにお邪魔する予定です。
まだお母さんが生きているのに、部屋を片付けなければならない娘さんの気持ちを思うと切ないですけれど。

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by martha2nd | 2018-03-16 11:28 | 友達 | Comments(2)

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd