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担当医と面談

今日は担当医と夫婦で面談しました。医師が全ての外来患者を診察しおえ、夫も会社が終わった八時過ぎから始まりました。夫は六時過ぎから待機していましたが。。夫は待機中、かなり緊張気味で、私のほうが気の毒になるほどでした。

状況は変わらないのですが、今日の面談の目的はこちらの疑問を解決することと、意向を伝えることでした。

私はあまり頭が働かないのですが、夫はいろいろ質問事項を用意していて、面談は一時間近くに及びました。質問に答えてもらって再確認したことは、生まれ出た後、しょうちゃんが生きられる可能性はまずないということです。

私の羊水がここのところたくさん出ているのは医師も認めるところですが、「こうジャブジャブ出ていては卵膜の修復はまず無理だろう」とはっきり言われました。ああ、奇跡起きないかな。

前期破水については医学的にはっきりとした原因がわからないみたいです。なんらかの菌によるものだろう、と言われているけど定かではないみたいです。破水すると子宮が感染しやすくなると言われていますが、なぜか私は守られています。血液検査や採取した子宮内膜を培養させたりする検査もいまのとこクリアしています。半分気休めらしいですが、毎日イソジンで子宮口洗浄をしていて、これが医師が手荒なのかとにかく痛いのです。私が思うに男性の医師のほうが内診は優しいですね。女性のほうが荒々しいです。それで、こんなに羊水が作られていて、卵膜が修復過程にあるかもしれないのに、あの消毒で逆に卵膜を傷付けることはないのかと思わず聞いてしまいましたが、卵膜はちょっとやそっとで破れるものではなく、切迫早産などで子宮口が開き始めている人など、医師が直接卵膜を触ることもあるそうですが破れることはないそうです。そんなわけで、これからも消毒は続きそうです。

でも卵膜が触っても破れないほどのものであることを聞き、破水が私が歩き回ったせいではないとわかり少しホッとしました。なにか今は私たちには解らないのですが、神様には明確な考えがあってのことだと思います。
現時点の私たちの意向としては、引き続きこちらの病院にお世話になります。もし卵膜が修復されるような好転があれば、周産期センターに移ることも視野には入れています。

母体優先だけど、母体が安全な間は、しょうちゃんにできるだけ胎内で長生きしてほしいという気持ちは変わりありません。

明日、病院のチャプレン(院内牧師)とお話しできそうです。心の整理になればと思います。
# by martha2nd | 2008-07-23 22:16

曇りときどき晴れ

昨日も今日も羊水流出してしまいました。4日連続です。今日は今までより量が多かったので産生されている量は増えているんだろうけど、やっぱり貯水されないんですね~。しかも流出したのが超音波検査の直前だったので超音波画面で見たときには、また羊水はほとんどない状態でした。慶應大学病院の周産期センターの医師が、日本の周産期医療は世界トップクラスと豪語してましたが、私のような状態の胎児を救えないとは、世界トップクラスとはこの程度か、ってがっかりですね。
そんなわけでちょっと凹んだのですが、病室に戻るとシャンプーが待ってました。いつもはシャンプー台がある部屋に行くのですが、今日はその部屋に予約が入っているとかで、移動式の簡易シャンプー台がベッドの足元に持ってこられ、私は足のほうを頭にして寝たままシャンプーしてもらいました。シャンプーしてくれた方も、私が苦手意識を持ってる人じゃなくて、心を許せました。気持ち良かったです。

昨日は、夫のいとこと、彼女と仲のよい私と同じ教会の人が一緒にお見舞いにきてくれました。

夫のいとこは三回妊娠してますが、一度目は流産でした。そのときは、この辺に住んでたので、この同じ病院にお世話になってたそうです。昨日は三度目の妊娠で生まれた次女を連れていました。次女ちゃんが私に手紙を書いて置いていってくれました。

同じ教会の友達は女の子一人のお母さんですが、その子の次に妊娠したときに、子宮破裂の可能性があったので、小さい長女を遺して死ねないと、泣く泣く赤ちゃんをあきらめた話をしてくれました。私も母体が危険と思われるときは、しょうちゃんと別れなければなりません。

今のところ、一番懸念される感染症からも守られ、母子ともに無事過ごしておりますが。。。

それを話したら、昨日見舞いに来てくれた友達は「しょうちゃんはもう少しお腹にいたいんだね」と言ってくれました。
でも、私の周りに、何かしら妊娠に関わることで辛い過去を持っている女性が少なからずいて、共感してもらえるのは嬉しいことです。私もこの先、同じようなことで辛い思いをしている人がいたら、経験と適切な言葉や行いをもって、その人を慰められたらいいなと思います。
# by martha2nd | 2008-07-23 11:13

人間模様

六人部屋も一週間過ぎると、顔は見えないけど、聞こえてくる会話でどんな人たちがいるのかわかってきます。
私の右隣のベッドの人は、もうずいぶん長い間入院してて、多分切迫早産か妊娠糖尿病です。もう36週に入ろうとしていて、以前からの入院仲間は一足先にここ数日で出産してるらしく、彼女も急に入院生活に疲れて自分も産みたくなってきたらしく、ここのとこ毎日、看護師や医師をつかまえては、子宮の収縮を抑える点滴をやめていいかと悩み相談されています。素人考えだけど、やっぱ普通は40週近くお腹にいるものだから、赤ちゃんの発達のためにももう少し頑張ったらと思うのですが、まあ、37週からは産んでいいと言われているから、点滴を外して陣痛がすぐ来るようなら産んでもいいんでしょうかねー。私は、彼女のベッドが空いたら次狙ってます。窓際だし(^_^)v
あと、儚げな声でナースコールするのに、顔見知りのナースが来ると、人が変わったような口調と声のトーンで、元気に会話してる人もいます。

ほかの人はおとなし目です。

こんなこと書いてる私が一番おとなしく、ナースコールはまだ経験ありません。みんな、そんなことで?と思うようなことで看護師を呼びつけるのでビックリしてますが、それくらいの図々しさがあったほうが良いのでしょうね。。。

ナースもいろいろで、一人、是非、柳原可奈子に真似して欲しい人がいます。
# by martha2nd | 2008-07-22 21:14

夢の話

chocoさんはチョコさんとお読みしていたんですが、ショコさんまたはショウコさんとお読みすべきだったのですね(^O^) 今私達が貴重な時間を過ごしていると言っていただき、自信がもてました。ときどき、私は時間を無駄に過ごしているのではと思うときがあったからです。

皆さんのコメント全てに感謝していますが、今日はchocoさんのコメントを切口に記事を書かせていただきますね。

というのは、赤ちゃんをそのまま受け入れるという思いは、妊娠経過が順調だったときには私にはないものだったからです。こうなるまでは、赤ちゃんにいかにコントロールされずにすむか、いかに赤ちゃんをコントロールするか、ということで頭が一杯でした。
赤ちゃんが生まれた後、どうやって十分な睡眠時間を確保するかということにも大きな関心がありました。

でもこうなってからやっと、私は赤ちゃんのことはほとんど考えてなかったなと気付きました。赤ちゃんのために自分の時間を犠牲にするということを意地になって拒んでいました。親なのに少しの犠牲も払う気がなかったのです。犠牲こそ愛なのに。手遅れかもしれないけど、しょうちゃんが生きている限り親としてありのままを愛してあげようと決めたのです。

夫も、「どんな子になってほしいとか考えること自体、贅沢なことなのかもね」と、言うようになりました。超音波でしょうちゃんの小さな膀胱を見てからは、電車に乗っている人たちを見て、「この人たちも昔は赤ちゃんで、お母さんの胎内で神様が愛をもって組み立てたんだなと思うと、なんだか周りの人みんながいとおしくなった」と言っていました。

今しょうちゃんは神様が用意してくださった不思議な生命維持装置(胎盤とへそのお)に繋がって生きています。この生命維持装置は人工のものではありません。家族の意思で外すわけにはいかないと思うのです。

そんなわけですので、引き続き、応援よろしくお願いしますね(^o^)/

そうそう夢の話。
私はまだ化粧品メーカーに勤務している設定で、今度赤ちゃんの肌にやさしいオムツを開発するというのです。私はなぜかその企画チームに入れられ、オムツの企画をしなければならないのです。しょうちゃんがおしっこしてるかどうかが今の私の最大の関心事なのに、生まれた後の赤ちゃんがはめるオムツの企画なんてやってられないなーなんて思いながら、その思いに気付かれないように、作り笑いをしながら企画会議に出ている、という夢でした(^_^;)
# by martha2nd | 2008-07-22 10:31

ありがたみ

たくさんの応援コメント、いつもありがとうございますo(^-^)o
夫も皆さんのコメントを涙ながらに読んでいるそうです(T_T)他人のあたたかさやありがたみを深く感じるのは、こういうときなんですよね。
今日もうひとつありがたかったのは、近所の友人夫妻が、夫を夕食に招いてくださったことです。私が夫の栄養バランスを心配していたので、考えてくれたのだとおもいます。夫はいつもお弁当を買ってきて、私の病院食の時間に一緒に病室で食べてくれるのです。今頃、久々に家庭的な味を楽しんでいるとおもいます(*^_^*)
# by martha2nd | 2008-07-21 20:36

クリスチャン。在宅翻訳やってます。夫と文鳥との生活に奇跡的な誕生をした息子も加わり奮闘しています。


by martha2nd